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「海斗から聞いたんだけどさぁー彼氏いないんだよね?」
「そうですけど」
「俺もいないんだよね!仲間!!」
「ごめんなさい。私はこれから講義あるから行きますね」
苦手な感じするし、実際にこれから講義あるから逃げることにした。
「あぁー!!待ってよ!!コレ、俺のアドだから。授業終わったらメールして!!」
名刺くらいの紙を渡されて、奏太?は去って行った。
「待たせてごめん!!じゃあ行こっか!」
財布に紙をしまうと、5階の第3研究室に向かった。
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