悪徳のジャッジメント

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そんな私だが何も最初からこうだったのではない あれはそう確か… あの女…「Ma」と出会ってからだろう… あの日私はいつものように裁判を行っていた 今で言えば随分良心的な裁判をしていた そんな時だった… 「貴方、今のままで良いのかしら?」 突然あの女に話しかけられたのは 「どういうことですか?」 怪訝な顔をする私に女は笑いながら答えた 「今まで通りの裁判をしても娘さんの足は治らないわよ」
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