置き去り月夜抄

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しばらくするとふとリンが顔を上げた 「ねぇ、レン。あれ何だろ?」 リンの視線の先には月の光に照らされながらぴかぴか光るものがあった 「あれガラスの小瓶だ。リン!あれで家に帰れるぞ!」 レンはそういうと小瓶を手に取り月の光に照らしながら暗い森の中を歩いて行った 「あっ待ってよレン!」 リンは慌ててその後を追いかけた
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