置き去り月夜抄

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ガラスの小瓶が照らす道が正しいかは分からなかった それでもただただ歩くしかなかった 「ねぇ、レン。私達まるでヘンゼルとグレーテルみたいじゃない?」 突然リンが言った 「そうだね、リン。でもさ僕らがヘンゼルとグレーテルだったらもうすぐあるものが見つかるはずだよね」 レンはそう返した 「絶対見つかるよ。だって『彼女』が全ての元凶なんだから」 しばらく歩くと一軒の家が見えた 「ほらね、レン」 「本当だね、リン」 そうたどり着いたのは魔女の家 さぁ悪い魔女をやっつけろ…
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