置き去り月夜抄

13/13

115人が本棚に入れています
本棚に追加
/189ページ
歌詞 母さんこの道はどんな幸せに続いているの? そこでは大好きなおやつをたくさん食べられるのかな? 父さんこの先に神様は待っているのですか? どうしてそんな悲しい顔で僕らを見るのですか? 暗い森の中本当は全てわかっていた このまま進めばもう帰ることはできないと ふたりぼっち残された僕らまるでヘンゼルとグレーテル お月様のわずかな光では帰る道も分からない 僕らは歩くさ迷い歩く手掛かりがないわけじゃない ガラスの小瓶月に照らされぴかぴかひかり道を照らす されどもそれが正しい道か僕らは知らずただただ歩く やっと見つけた僕らにはわかる そこは魔女の家 さぁ悪い魔女をやっつけろ 燃えるかまどに放り投げろ 彼女がいなけりゃ僕らはきっと幸せになれるはず ねぇ母さん私をほめて悪い魔女を倒したのよ ねぇ父さん僕をほめて魔女の子分も倒したんだよ それにしてもここはとても落ち着く所だね まるで昔から住んでいたような気がするね さぁ『本当の』母さんと父さんに会いに行こう
/189ページ

最初のコメントを投稿しよう!

115人が本棚に入れています
本棚に追加