ヴェノマニア公の狂気

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幼なじみが連れてきた淑女はウェーブがかった金色の髪をもつ美しい人だった 「よく来た。貴女ほど美しい方なら喜んで歓迎しよう。さぁおいで、僕の胸の中に。一緒に踊ろう、このハーレムで」 ヴェノマニア公の言葉に笑みを浮かべ近づいてくる淑女をヴェノマニア公は抱きしめた 微笑もうとした瞬間に感じたのは鋭い痛みだった…
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