悪食娘コンチータ

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「ギャーーーー」 メイドと召使がコンチータの部屋から出ていった後、壮絶な悲鳴が館中に響き渡った それは途切れることなく何十分もしかしたら何時間も響き渡っていた しかしそれを気にする者はこの館には存在しなかった そしていつしか夕食の時間を迎えていた コンチータの前にはいつになく豪勢な食事が並べられていた 嬉々としてそれを貪る彼女を見てメイドも召使も不安に駆られていた (次は自分かもしれない)
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