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「あ~しのさんと言いエドガーと言い!!何を隠してんだよ!!」
純平は河原の平べったい石を拾って水切りをした。
一回、二回。
五回、六回。
七回。
石は綺麗に川の上を飛ぶ。
八回…。
ゴツン。
「痛ってぇな!!」
「は?」
川から出てきた何かに石がぶつかった。
緑のマスク被って、首から肌が見えてて…。
いかにもアレだ。
荒川の河川敷に住んでるアレだ。
緑で自称アレの人だ。
「水切りしたのはお前か?」
アレは純平に怒り口調で訊ねる。
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