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俺は無表情に、涙を流しながら首を左右に振った。
そんな俺を見ても、聖斗は行為を辞めず…俺の服を脱がし出し、無表情で露になる肌に触れてきた。
「んっ!!ふんっ…」
(なっ…んでっ…!!)
兄に慣らされた躰は、肌に触れる手の感覚だけで、無情にも震えてしまい、それと同時に嫌悪感も感じていた。
頬が蒸気し、赤くなるのが自分でも解り、不意に鼻から抜ける様な、吐息が漏れだし。
「祈…綺麗だ…」
目を輝かせながら、俺の突起に触れて、摘み上げられる。
「んんっ!!」
兄は前偽などする事がないためか、その行為が恥ずかしく、ギュッと目を瞑り顔を背けた。
(ヤバッ!!…躰が勝手に…)
突起への刺激に、下半身は反応し始めたのが解り、身悶えてしまい…。
「感じてんの?慣らされてるから…」
俺の反応に、いやらしく笑いながら、上体を下げ突起に舌をはわし、舌先でいやらしく舐めてきた。
「いやらしいなぁ…」
胸元から顔を上げ、妖しく笑いながら左手を、下へ伸ばされ衣越しに俺の自身に触ってきたのだ。
「んふっ!?んんっ…」
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