【可愛くは…ない//~番外編・初物?聖斗~】

10/13

583人が本棚に入れています
本棚に追加
/90ページ
(はぁ…大人ぶったとこもすきだけど、やっぱ積極的な方がこいつらしくて、すきだな…)  聖斗は肩に顔を埋めて、抱き付く腕に力がこもったのがわかった。 「ん…やったっ!」  少しして体が離れたかと思うと、満面な笑みを浮かべて再びだきづいてきた。  そしてそのまま、押し倒されたのだった。   「んっ…っ、ぁっ…はっ」 (なっ長…い。じれってぇ)  口付けから始まった行為は、約三十分は立ったであろう、いまだ蕾への挿入はまだなのだ。指すら…まだで、俺の自身は萎えるか干からびるな。  あの時以来、前偽が長い。大切にしてくれてるのは、嬉しいが…正直物足りない。 「せいっとっ、なが…すっんぎっ」 (流石に…いきたい)  気持ち良くて、体も反応しまくってはいるが、長すぎるのも…辛い。  俺は我慢も限界に近付き、聖斗の頭を軽く押さえて、吐息と共に声を発した。 「ん…でも、傷つけたく…ないからっんっ」 (お前はもつのかぁあっ!!) とまぁ、言えない言葉を心で叫び、蕾を舐め続ける行為は、疼きを呼びどうにかなりそうだった。
/90ページ

最初のコメントを投稿しよう!

583人が本棚に入れています
本棚に追加