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「んあっ…んっ、ふっぁっ」
そろそろと呟いた聖斗の声に、体がビクッと反応し入ってきた人差し指を、腰を揺らして飲み込んでいった。
(あぁ…指だけじゃ、たんねぇ)
「いの…りっ!」
俺の動きに気付いた聖斗は、我慢の限界か声が聞こえたかと思えば、指が一気に二本増え、三本もの指を抜き差しし始めのだ。
「ひあっ!ぁんんっ、あっ…はっ」
(じらされたぶん、すげー良いかもっ)
先走りも流れて、長い前偽で俺の体は既に、限界に近付いていた。
シーツをギュッと掴み、耐えていれば聖斗の顔が近付いてきて、限界と言いたそうな顔をしていた。
「もっ…いぃからっ、はっぁんっ…早くしろっ」
(俺だって、いっちまうよっ)
首に腕を回して抱き付けば、指が抜かれて次にあてがわれたのは、聖斗の大きく張り詰めた自身だった。
「祈、いくよっ」
(聖斗が…入って)
聖斗の声が聞こえ、肩に顔を埋めながら頷けば、一気に奥まで貫かれたのだ。
「ひっぁああっ!!」
(やべっ、いっちまうかと…思った)
背中を向けそらしながら、グッと背中に爪を立て耐えていた。
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