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自分の手が勝手に動く。
「なんだ、これ…………!?」
そのままゆっくり男の胸に近付き、爪を立てる。
「!?…………!?」
言葉も出ない男を余所に、男の手のはゆっくりと-----
ズブズブズブズブズブリ
野太い五本の指が男の胸に突き刺さる。
「あ、ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?」
痛み痛み痛み痛み痛み痛み痛み痛み痛み痛み痛み痛み痛み痛み痛み痛み………………ちゅぷっ---
「…………」
男の意識---いや、息はなかったが、手は勝手に進行し、
そして----
"赤い液体をぶちまけながら、赤い管をぶら下げたナニカを引き抜いた"
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