7人が本棚に入れています
本棚に追加
ここは―、
気がつくと一見、豪華な一室。
しかも広いし、目の前には…。
王様の様な人が豪華な椅子に座っている。
まあ…王様なわけなんだが。
氏
「そうだ…ここは…。」
???
「王様のお部屋ですよ、氏様っ」
気づかなかったが、横にいた女の子が
そう俺に教えてくれた。
そうだ―、
あの馬鹿姉に起こされる前に俺は魔王を倒して…。
そう、ここは俺の妄想の中の世界。
この世界では俺は勇者。
そして、魔王を倒した英雄。
そして…この子は…、
???
「ふぇ?クレハの顔ばっかり見て…顔に何か着いていますですか?」
赤毛の短髪で一見、魔法使いな格好をした彼女は…そう、クレハ。
この世界で共に魔王を倒した魔法使いだ。
氏
「いや…なんでもないよ。」
クレハ
「そ、そーですか?
ならいいですけれど…。」
そんなことを言い合ってる間に、
王様は話を進めだす。
王様
「勇者・ウジよ、お主はこの世界を支配した魔王からよくぞ救いだし…」
最初のコメントを投稿しよう!