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宝「はよ…て、瑠威どうしたんだ?」
奏「何やら……」
蒼「うん、奏。多分ご名答。私」
奏「成る程な」
宝「お前等それで通じたのか?!」
蒼「いや…かくかくしかじかでねー…」
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ぴしゃん
蒼「いっつぇ!おい、叩くなよっ」
宝「そりゃ叩くわ!馬鹿か!」
いや、だってさ
あんなド天然相手に書類の話してあんな返答返ってきたら誰でもキレるでしょ?
奏「蒼の判断もそれは賢明だが……お前、力加減の訓練」
蒼「げっ……」
奏「逃げただろう」
凄い血相で睨まれて身動きがとれなくなった私の首根っこを
ぐわっと掴み軽々片手で持ち上げて目の前に持ってくる奏
蒼「猫じゃないんだから離せーっ!!」
って、手足をバタつかせても微動だにしない奏さん
やだ怖い
そして、その持ち上げられた私の隣には
瑠威がやれやれと頭を押さえて起き上がった
瑠威「まあ…足掻いても無駄だぞー、奏は学園の王子様、あーんどぅトップだかんな」
宝「あーんどぅ、が果てしなくムカついたなぁ?」
なんで私は総スルーなんだよおおおおおおおおおおお…っ
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