短編集

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「今日から俺がお前の親だ。宜しくな?」 「ありがとうっ黒崎!今日から龍夜を頼むぞっ!」 何故俺が今日から今目の前にいるこの子供の親になる羽目になったか…。 それは数日前、俺の携帯に入って来た一本の電話が原因だったりする…。 ~~~~♪ 「もしもし?何だ、叶か。珍しいな俺に電話なんて何の用だ?」 その日は久々に仕事が休みだったから溜まりに溜まった洗濯物やら、洗い物、部屋の掃除やらを片付けていたんだ。 丁度その時に昔仕事で少し一緒になった叶から電話がかかって来たんだよ。 叶は有能な科学者で特に遺伝子工学を専門としている男だった。 そいつが、「面白い実験に成功した。黒崎、お前も見に来てくれよ。ちょっと…頼みたい事もあるしな…。」 という電話を寄越して来たものだから、まぁ俺も叶の言う「面白い実験」というのに多少興味を惹かれた。という事もあって空いてる日を叶に告げて会う約束をしたんだ。
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