赤い空の下で

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涼『恋さぁ、泣きすぎ。 俺のシャツ超濡れてんだけど!』 涼は笑って言った。 恋『別にいいじゃん~!! この涙は、あたしの2年間だよっ!』 あたしも笑った。 涼『ていうか、教室にいていいんかな!? もう帰ろ??』 恋『..うん。てか、涼なんでいるの!?!?』 あたしは今頃、涼がここにいることを不思議に思った。 4階にある3年生の教室から、昇降口までの階段を降りながら、 涼は話し始めた。 涼『俺この前夏の大会が終わったんだ。 そのことを快に言ったら、10月に文化祭あるから来いって言われて。 3年で部活引退だし、恋との約束もあるし★ 文化祭の日に来ようと思って。 下宿先からこっちの家に3日間だけ休みもらって戻って来たんだ★ 今は1日目だよ。』 恋『そうなんだぁ.. 3日間だけなんだ..』 あたしはなんだか、寂しくなった。  
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