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それから、10分くらい私たちは何も話さなかった
「もう大丈「…寂しかった?」
もう楽屋に戻ろうと思ったら、優子が聞いてきた
「大丈夫だよー!」
「たかみな、正直になれって!」
「うー…
優子がそんなこと言うから、また泣いちゃうじゃんか」
「泣いていいよ?」
「ホントは寂しかった
全然あっちゃんに会えなくて…
でも、仕事だし、しょうがないってわかってた
でも、あっちゃん、麻里子様のところ行っちゃった…
高橋、嫌われちゃったのかな?」
「ばーか
そんなわけないだろ~
あっちゃんも寂しいって思ってるよ!
あっちゃん、もう出てくれば?」
「優子何言って…」
もう優子は側にいなくて
いたのはずっと会いたかった人だった
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