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吸血鬼族 淫魔族
吸血鬼族(魔種)
ほぼ人間と見た目は変わらないが、鋭く伸びた犬歯と血のような赤い眼をしている。
丈夫な身体と月下系統の魔法を全て扱える万能型の種族。
始祖は純血の竜とされているが、確証は取れていない。
日光が弱点であり、直射日光を浴びている間は立つ事もままならぬ程に身体を動かす事が出来なくなる。
ニンニクに含まれる物質にも過剰反応し、一種の酩酊状態になるとされている。
それ以外に目立った弱点は無く、不老の種とされる。
吸血鬼の生き血を啜った者は、不老となるとされているが定かではない。
また悪魔族の一種とされているが、吸血鬼族は大まかに分けた時でも一種族とされる。
これは彼らが自身を貴族と称し、さらには悪魔族で最も人形に近い(変幻によって人形になる悪魔族も居るが、素で人形なのは吸血鬼族を含むごく一部)からとされている。
主な生息域は月下世界一等区域。
淫魔族(魔種)
男の精を餌とする上等悪魔。女性の個体しか存在しない。
多種多様な男の欲望に対応するため、豊満な肉体をする個体から子供のような容姿をしている個体がいる。
性格も趣味嗜好も個体それぞれだが、いずれも好色な性格をしており性欲に忠実である。
また、どんな種族と交わっても淫魔族の子供しか生まれる事はない。
特徴はコウモリのような皮膜のついた翼が腰から生えており、頭部には羊の角のような物が生えている。
さらにスペードの形のような尻尾も淫魔族の象徴であるだろう。
しかし、いずれの角、翼、尾は収納可能で、人間族の社会に溶け込む個体も存在する。
生息地域は陽下世界二等区域から五等区域、月下世界一等区域から五等区域。
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