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間章 隻眼の魔神・前編
*北欧神話
北欧神話は北ゲルマン民族によって共有されていた信仰や物語が集約されたもので、神話は詩の形で口承により伝えられている。
スノッリ・ストゥルルソンによる
【エッダ】――<散文のエッダ>・<新エッダ>が有名。
北欧神話の物語は「神 対 悪」ではなく、「秩序 対 混沌」を中心に描かれている。
結幕は、【秩序の神族】と【混沌の巨人族】の間に最終戦争ラグナロクが起こり、神々はその宿命としてこの戦争に敗北し新たな世界が生まれたとされる。
だがこの展開は解釈や資料によって異なり、新たな世界が生まれることなく、世界が滅亡するというものも存在する。
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