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まだまだヒートアップする二人。
「なんだと!」
ケイト?「なによ!」
ニア?「ふ、二人とも落ち着いて」
そして二人を抑えようとするニア。
だが当の本人たちは収まることを知らず、今までヒソヒソ声でやりあがっていたが、声のボリュームが上がっていく。
む。周りの視線が集まってきた。
周りに座ってる生徒はもちろん、講堂の端に控えてる先生っぽい人たちもこっちを見てる。
ま、まずい。三人の位置関係はケイトが俺の隣。
ニアが俺の前。
茶髪がケイトの前でニアの隣。
つまり俺を入れると4人で見事な四角形を形成しているわけだ。
このままじゃ俺まで巻き添えを食らって目立ってしまう。
ロイス「おい、三人とも周りを見ろ」
俺は6歳児とは思えないドスのきいた低い声で言う。
三人「「「え?」」」
その声のおかげか三人は周りを見る。
そこには自分たちを注目している人人人人人人.....。
三人「「「~~~~~!!」」」
三人は顔を真っ赤にして俯いてしまった。
ふぅ、なんとかなったな。
よく考えたらこの三人、席が近いってことは同じクラスなんだよな。
俺、平穏な学園生活送れるかな.....
って、これフラグじゃね?
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