初等部入学

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クリア「おはよぉございまーす。みなさぁん、席についてくださーい」 『はーい』 ぞろぞろと席についていく生徒。『はーい』ってハモるの久しぶりに聞いた。 クリア「あれれぇ?カイ君はさっそくお休みですかぁ」 地に伏せているカイが見えていないご様子。 どんまい、カイ。 クリア「他のみんなはいるようですしぃ、ではー授業を始めますぅ」 授業は特に面白いこともなく終了し放課後になった。 途中で「カイ君いつからいたんですかぁ?」とホントにいつの間にか復活したカイがいたが。 カイ「ロイス、今から家こないか? 父さんが面白いものあるから友達でも連れて来いって」 ロイス「カイの家?いいぞ。 二人で行くのか?」 面白いものねぇ。カイの父親商人だし、それ関係で手に入れたのかな。 カイ「んー、どうせなら多い方がいいか。 ケイトー、ニア―面白いものあるんだけど来るかー?」 別の場所で話していた、ケイトとニアがこちらへやってきた。 ちなみにケイトの呼び方は初日の事件(急所蹴り)以来変更された。 ケイト「面白いものって何?」 どうせくだらないものでしょ」 カイ「よくわかんないけど、父さんが言ってたからな。 来ないのか?」 ケイト「行かないとは言ってないでしょ」 これ、なんてツンデレ? というか、二日目にしてカイの扱いがひどい件。 ニア「カイ君のお父さんって何やってるの?」 ロイス「商人だろ。しかも結構大きな」 カイ「あれ?ロイスに言ったけ?」 ロイス「いや、名前で分かった」 ニア「そうなんだ」 ケイト「へー商人か。じゃあ本当に面白そう」 二人とも知らなかったのか。 ニーティオって割と有名な気がするんだけど。 まだ初等部1年生だししかたないのかね。 ケイト「どうせならもっと誘わない?多い方がいいでしょ」 カイ「だな、俺ほかのやつ誘ってくる」 んー、俺もレイクと姉貴でも誘うかね。
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