1:運命の日

3/4
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ
その日は2人で最後の通学路を帰っていた。 今日は卒業式だった。 蛍は泣きすぎで目と鼻が真っ赤だ。 2人は同じ高校に受験するつもりでいた。 雪降る今日… 雪がわりと好きな俺はこの日、雪が大嫌いになった。 キキー!! ドンッ!!! 総一郎「………蛍…?……蛍!!!」 雪でスリップした車が蛍をはねた。 .
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!