そら、ソラ、空。

隣の変な女の子。

「空、きれー…。あ、雲ある…」

俺の隣の席の子は変だ。
授業中も、休み時間も空を眺めている。

あ、空を眺める事が変とは言っていないよ。
ただ彼女の空を愛してる気持ちは尋常じゃない。
まるで、恋をしているようなのだ。

そして、確定的なこの言葉。

「空と結婚したいなぁ…」

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