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あれは中学最後の夏
俺はよく他校の友達とつるんでいた
元々俺は自分の学校の友達とはあまり遊ばない
自分の通っていた学校の友達とは夜に合流して無免許で盗んだバイクを乗り回すぐらいだ
真面目には程遠い少年だった
昼間は他校に行きそこの友達と公園などでたむろしていた
いつものように他校の友達と公園でたばこをくわえ
『ひまだな~なんかおもろいイベントとかないのかよ!』
と、いつものようにダラダラと時間をつぶしていた
するとその公園にカップルであろう二人の男女が現れたら
俺は女に釘付けだった
黒髪のキレイな女
年は俺と一緒ぐらいだろう
ベタすぎるが、まさに一目惚れとはこのことだろう
俺は一緒にいた友達に
『まさ、お前の制服と一緒やけど後輩か?』
と聞いた
まさとは、たまたまショッピングモールで会ってから気が合いよく遊んでいた他校の仲の良い友達だ
まさ「えっ?あ~俺の学校つれやで。」
俺は『まじか?ここは友達として他校の友達を紹介するべきではないか?』
と、すこしでもその子に近づきたく、せかすように立ち上がった。
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