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「……そうか」
「その湖は、アリスの涙……」
「……こみちゃん、大丈夫?」
「っげほ!ッゲホ……sonoくん……
いや、アリス……だっけ」
「ごめんね……」
「ううん、やっぱり信じてよかった。
sonoくんであるアリスは、
やっぱり優しい……」
「…………」
暫く4人の間に静寂が続く。
「……いちこ、今何時?」
いちこは懐中時計を開き時刻を確かめた。
「……ダメっす。3時で止まってるっす……」
「そう……」
桃縁眼鏡はゆっくりとアリスに近づき呟いた。
「アリス、捕まえた」
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