二つの国

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でもそんな貴族たちとは違う人物がここに二人。 ?「俺はなんのために生きているんだろう。」 その人物は、城の一番着飾った部屋から外を見ていた ?「そんな顔してたら国王になにかしら言われますよ」 外を見ていた人物は後ろ向き ?「ソウキ、お前に言われる筋合いはない。」 ソウキはハアとため息をつきながら ソウ「俺は一応あんたの護衛兼教育係なんだけどねえ、 皇太子、レン様?」 レン「黙れ、皇太子をあんた呼ばわりしてる時点でお前は教育係失格だ!」 ソウ「あ!じゃあ護衛としてはいいんだよな♪」 レン「……もういい。」 レン(こいつは何を言っても、人の揚げ足をとってくる。口では勝てねえ………チッ クs) ソウ「…口悪くなってるって。」 レン「(゜ロ゜) なんでわかったんだ!」 ソウ「いや、誰だって口に出されたら嫌!でもわかるでしょう。」 レン「クソ!」 ソウ「しかし、あれですねえ 俺はレン様が十歳の時から側についてるのに、そんな風に思われてるなんて、ああ 俺はどこかで教え方を間違えたのかもしれない。」
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