第二章

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自室に入る。 本当は召使なんて自室になんて入れない。 けど、このモヤモヤの正体が知りたい。 何故私がレンの事を知っているの? 『話して頂戴。』 私と同じ顔の召使に問いかけた。 「リン。久しぶりだね。」 さっきと同じようにはにかむレン。 その笑顔と「リン」と私を呼ぶ声少し低くなったけど記憶にある。 けど思い出せない。 私が思い出せないと察したのかレンは話し始めた。
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