‐悪ノ娘‐

第二章

「リン王女！まだ会議が…」

レンを連れて行こうとすると大臣が叫ぶ。

『この私に指図？首を切られたいの？』
早く。早くレンの事を思い出したい。早く。
「っ…申し訳ありません。」
『ｯﾌﾝ…次は無いわよ』
いつもならここで首を切ってる。
『行くわよレン。』