初めまして

1/1
前へ
/8ページ
次へ

初めまして

 夏、蝉が鳴いている中一人の少女は花に水やりをしていた。太陽の光を反射してキラキラと光っている。 「ったくどこに蹴ってんだよ!」 「うるせー!悪いな長谷川!」  どこか近くで少年達が遊んでいるようだ。少女は髪を耳にかけながら声のする方に小さく顔を向ける。  すると少女の前に1つのサッカーボールが転がってきた。少女は戸惑いながらもそのボールを手にした。  サッカーボールから顔を上げるとそこには1人の少年が立っていた。  それが2人の出会いだった。  luce(ルーチェ)
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加