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執事「れい様、ゆい様が来られました。」 俺は「わかった」と合図をした。ゆいはドレスを着ていて俺とは大違いだった。 俺はスーツを着ている。 『れいはドレス着ないの?』 「俺が嫌いなのは知ってるだろ」 『そうだけどさぁ、たまにはいいじゃん!?』 「嫌なものは嫌だ。そろそろ行くよ」 執事に会場まで連れて行ってもらった。 -会場内- 沢山の人がいた。 だいたいがクラスの人と話ている。 Sクラス・Aクラス・Bクラス・Dクラスがある。まぁよくある話だかDクラスは不真面目というか不良が集まったクラスだな... そこに俺も入っている。 ゆいもゆうやもSは当たり前だな ゆいが一人でいるのを見つけた。俺も一人だったけど… ちょっと低い声で 「お嬢さん。これを」ゆいにジュースを渡した。 自分でやってることに笑える ゆいは気づかないのだろうか顔が赤くなりながら上げて『ありが・・なんだゆいかぁ。ありがと』 「皆の所行かないの?」 『・・・うん』 そこに知らない男子生徒が来た。 男『お前だな...なんでDクラスのお前がテスト1位で入学したんだ。どうせ親が金でも使ったんだろ』 またありきたりなら話だな 「どうでもいいだろ。お前には関係ないな。」 (ゆいもゆいだな) 『れいはお前なんかよりも偉いんだ!』 (ゆい・・ありがとな(笑)) 男がゆいに向かってコップの中のジュースをかけようとした時俺はとっさに庇い自分がそのジュースを浴びることになった。 男は逃げ足だけは早かった。 パーティー会場のオーナーにお湯が出る所を借りた。 汚れはタオルで落ちる程度で済んだが、髪はひどかった。 髪は短めのウィッグをつけていたので、それを捨てることにした。 そこからは長いちょっと茶色の髪が出て来た。
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