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｢先生、ここわかんなーい｣
｢え？これのなにがわからないの？｣
｢読み方ー｣
｢ああ読み方ね。どれ？｣
そう言い俺はゆっくりと彼女に近く
｢先生いい匂い…(はぁt｣
｢あ、あのねぇ｣
この子…男慣れしてるな
｢第一、中学生がそんな｢わかってるよー｣
｢あ、先生｣
｢ん？｣
｢私…まだ未開通だよ？｣
おっきした
じゃなくて
｢わかったからどれ？｣
俺がそう言うと彼女はむぅーと言いながら四字熟語を指さした
｢これは"異口同音"｣
｢てか、これが読めないんじゃあんな頭いい高校いけないよ｣
｢違うー。読み方覚えてるんだけど意味忘れたのー｣
｢ああ、簡単に言えば、色々な人が同じことを言うってこと｣
｢ふーん｣
｢先生？｣
｢なに？｣
｢保健たi｢それ以上は言わなくてよし｣
｢ぶー｣
そう言って膨れる彼女を見て内心襲いたくなったのは内緒
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