第二講:科学技術

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まず、最初に考えたいのは、1と2の項目についてである。 コアは、人が持つ以外に、マシンの各所にコアと予測されるものがついている。 この1と2で、コアは永久機関であることがわかる。 永久機関とは、永久的にエネルギーを取り出すことができるものである。 例えば、現在の自動車は、基本的にガソリンで動いている。ガソリンがなくなれば 動かない。ところが、コアをガソリンの代わりに使えば、永遠に自動車が走ることが できるようになる。これが重要なのである。 永久機関であるならば、基本、永遠に動く。基本、と書いたのは、コア以外の部分が 経年劣化等を考慮しなければならないからである。 先にあげた、宇宙船が存在できる理由にもなる。宇宙船が動かせるだけのコアを用意 すれば、人類をコールドスリープさせて外宇宙に出ることができるようになる。 他にも、コールドスリープしている人類に対して、エネルギーを供給しているのもまた、 コアであることが十分に伺い知れる。 恐らく、トリガーピース前史では石油が比較的使われなくなっていた事が予測できる ようになる。石油は、何もガソリンだけに使われているわけではなく、衣類やその他、 色々なものに応用されている。プラスチック製品等も石油が該当する。分野としては、有機化学の世界にはなる。 現代の原子力発電や火力発電から、コア発電にかわっていても、なんらおかしくはない。 ●ここまでのまとめ コアは、永久機関で、エネルギーを最大限界はあるものの、無尽蔵に発生させ、取り出すことができる。
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