不馴れな朝、変わる日常

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――AM:9:47 緑が生い茂ってる山道を数分進むとはいっても道は綺麗に舗装されていて揺れはない、暫くすると白いを基準とした 予想より遥かに大きな建物が見えてきた。 『……あれが聖凛学園ですか?』 少し顔ひきつりそうになる。一週間前まで通っていた建物が蟻のように思えてしまう 『あれが在学なされる聖凛で御座いますよ』 あっけらかんと答えた笹間に多少驚いたが表情を変える事はない。 『そう……』 白い大きな建物、山の上に山が建っているかのような錯覚に陥る位にその学園はでかかった。これは日本のホワイトハウスなんではないかと疑問に思うがそんなことはなかった。
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