罰ゲーム 1日目
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「ねぇ、陽菜」 長い沈黙のあと、実咲子はあたしをまっすぐ見つめて言う。 「なんでも、相談してね?」 その言葉は、あたしの嘘を見抜いているように聞こえた。 「…うん」 小さく返事した。 実咲子の顔を見られない。 …怖い。 「隠し事は、ほんとになしだからな♪」 そう言って笑う実咲子は、いつもの実咲子だった。 ごめん、実咲子…。 あたし、親友に嘘ついた。 ほんとに、最低だよ…。
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