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「あ、わかりました」
私はよそよそしく、あの男にしゃべりかけた。
「こっちです」
私は備品庫に連れていき、すぐに帰ろうとした。
「ちょっと待てよ」
えっ?
私はビクッとした。
やっぱり根に持ってましたかー
「は、はい?」
「前に俺の事、なんか言ってたよね?」
「そうでしたか?ちょっと覚えてないです...」
私は必死で否定した。
「嘘つくな!!」
彼は私を備品庫の中へ強引に連れ込んだ。
「なぁ、罰として俺と付き合えよ」
「えっ」
私は言いかけた言葉を発することが出来なかった。
彼の唇に塞がれたから―
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