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確かに今日はこれといった用事はない。
つまり暇だ。
「わかった。付き合う。」
そうして、僕たち2人はその仕立屋に向かった。
しばらくの間、会話がなかったが、ゆうきはこんなことを聞いてきた。
「なあ、お前の夢って何?」
「・・・・」
僕は少し戸惑った。
夢か・・・・
「・・・なあ、何かないのか?」
「・・・いや、今は特に・・・」
「早めに決めといたほうがいいぞ。」
バカにこんなことを言われた。
が、
夢があるやつに言われたから、何も言い返せなかった。
だから、
「そうだな。」
とだけ返した。
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