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まあ、そんなこんなで着いたわけだが、
なかなかどうして、立派な外装だ。
店の入り口には花壇があり、看板も店の壁によく似合っている。
「こんにちわぁ。伯父さん!いる?」
「お、いらっしゃーい。ゆうき。そちらの方は」?
「あ、はじめまして。棗つなきです。」
「そうか。では、二人とも。そこのイスに座ってて。今からお茶を用意するから。」
そう言って、ゆうきの伯父はどこかへ行った。
「なあ」
「ん?」
「オレが作ったスーツ、ここにあるんだ。見せてやるよ。」
「そうか。」
べつに、見たい訳ではなかったが、待ってる間何もすることがなかったから、ヤツについていった。
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