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なにかと先生にくってかかる裕花 そんな裕花を、大人らしくもなくあしらう先生 いっつもケンカしているのに実は信頼しあっていて・・・・・ また、あの光景が見れたらなぁ、なんて思っていた 『二学期からナカジマ先生の代わりの先生が来るからなぁ』 先生の一言に教室が騒いだ 裕花をみると口が半開きだった 先生はそれだけを伝えると、教室を出て行ったが 教室はその代わりの先生いついて大盛り上がりだった 『男?女かな?』 『ってかナカジマは?』 許せなかった 元々の先生が代役をするならともかく、わざわざ他を呼んでまで 先生の代役はいらない 『代役・・・・・くるんだね』 『そんなのいらない』 先生のモノを奪わせない どんな教師が来たってそんなの許さない 私にとって数学教師は中島先生、たった1人なんだから
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