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エロ夜叉の木刀が麗華目掛けて振り下ろされる。それを間一髪で麗華はかわし、その流れでエロ夜叉の懐に入り込む。そして、溝うちに一撃!
一瞬決まった様に思えた会心の一撃は、木刀によって塞がれていた。エロ夜叉はそのまま麗華の腕をつかみ、壁へと投げつける。麗華はなんとか体制を立て直し、壁への直撃を間のがれた。
俺、出る小説間違えたかな?あっれぇ?おかしいな?
その瞬間、麗華の体がくの字に曲がった。鈍い音とともに、体が廊下を転がる。奴の木刀が速すぎる。目も体も追いつかない。Aランク、強すぎる。勝てない。
エロ夜叉は笑みを浮かべ、麗華にゆっくりと近づく。
助けなければ、そう思い走りだそうとする。しかしそれは不良G、Hに足をつかまれ、不可能とかした。
エロ夜叉と麗華の距離が段々と無くなる。俺も魚も動けない。麗華も動けない。気を失っているのか?
やばい……。
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