3.生徒会の一存

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さ、今の内に逃げるか そう思い、この場を立ち去ろうとした。立ち去れる、そう思えた時期が僕にもありました。 俺は麗華を担ぐと、捕まった。誰に?生徒会書記さんにだよ? そうだ、思い出した。生徒会にとっての敵は、捕獲祭参加者全員だったんだー。どうしてくれる?この修羅場。そうだ、魚、魚、助けてくれー。ダメだ。なんかめっちゃ汁出てるよ。冷や汗なんて量じゃねーぞ。冷や汁だ。あー、なんかやばい。 俺の友人と幼馴染が修羅場すぎるww違う意味で…… 「おい、そいつから手をはなせ!」 エロ夜叉が書記さんに向かって叫ぶ。なんか、エロ夜叉かっけぇ。(さっきまで、麗華をボコっていたけど……) 「なんだ、困っている物に救いの手を差し伸べるってか?笑わせんじゃねーよ。偽善者同士で足の舐め合いってか?そう言うのがうぜーんだよ!」 会長、会長が悪人にしか見えません。 エロ夜叉、正論。 しかしエロ夜叉、助けてくれるのはありがたいが、この人数は無理だ。Bランク数名とAランクがいるんだ。お前がAランクだとしても勝ち目がない。逃げてくれ、(なんかエロ夜叉の見方になっている俺。)エロ夜叉にも助かってほしい。 打開策は……無い脳みそを使っていたその時だった。 「おいおい、将軍や。一つだけこの場をを解決する方法がありまっせ。」 この場に及んで、うざく語りかける魚を、俺は無視しようとしていた。 まて、解決策があるって? 「それは誠か?魚THE衛門。なんでもいいから、やるのじゃ。」 興奮のあまり口調が変わってしまった。 「かしこかしこまりましたかしこ~♪」 「死ね。」 そういうと、魚は般若面から、バズーカの様な物を取り出した。 「まて、なんだそれは?そして、それを打ってもみんな無事でいられるのか?聞けぇぇぇ!まてぇぇぇぇぇぇ???」 「魚、いっきまーす。」 俺の言葉を無視して魚はバズーカ(仮)を放った。
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