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それからは何事もなく簡単に時間は過ぎていき、今は俺の部屋に居て寝ようかという時。意味不明な問題が発生した。
「吹雪ちゃんお姉ちゃんと一緒に寝ない?」
「やー……!ふーちゃんはそーちゃんと一緒に寝るの……!!」
「それなら私も宋一郎と一緒に寝る!!って何見てんのよ!?別にアンタと寝たい訳じゃないんだからねっ!?」
吹雪と美咲が訳の分からない事で揉めています。
毎回思うんだけどさ……別に一緒の布団で寝る必要なくないか?
ちゃんと人数分ある訳だしさ。
「1人1つの布団で寝るというのは…」
「ダメッ!!」
「ダメなの……!!」
さいですか……てか、意外と息ピッタリだぞお前等。
そして結局、1つの1番デカイ布団で俺が真ん中。美咲が俺の左、吹雪が俺の右に寝る形で落ち着いた。
いや、落ち着かれても困るけど……これ以上騒がれたほうが困るしな。
そして間もなくして俺達の意識は夢の中に堕ちていった。
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