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くそっ……!?まだノーマルの経験もないのに男を知ってたまるかっ!?
いや、経験があっても男としてたまるか!!
「宋一ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!待てぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「なっ…!?」
俺が屋上から出て数秒としない内に圭吾は復活して、叫び声を上げながら追いかけてきた。
嘘だろ……?殆ど殺すつもりの一撃だったんだぞ!?
「掘ぉーらぁーせぇーろぉー!!」
「いーーーーやーーーーだーーーーっ!?」
俺の気持ちとは裏腹に、俺と圭吾の距離は徐々に縮まってきている。
このままじゃマジで掘られる!?
誰か……誰でもいいから助けてくれ!?
「イチロー君っ!こっちだよ!!」
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