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「うおぉぉぉぉぉっ！！待て待てー！！」
「はぁ……はぁ……くそっ…！？」
あれからすぐに俺は教室を飛び出し、圭吾の時と同様に彩夏から逃げ回っている。
圭吾の時とは違い、女子の彩夏にボディブローは出来ないし(ていうか返り討ちにされる)、だからといって大人しくイイ男になった彩夏に掘られる訳にもいかない。
てか、顔は素の彩夏のままだから怖いんですけど！？しかも筋肉のせいなのか普段の彩夏では有り得ない程速いし！？
「イチロー君、や ら な い か ー ？ や ら な い か ー ？」
……他の人ならここで夢だしいいか、とか思うのかな？
俺は絶っっ対嫌だ！！
そんな事より、このままじゃ俺の体力が持たない……何処かに身を隠さないと……
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