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「よっこらしょっと」
木の頂上にたどり着き、適当な所へ座った
「さて、相棒の手入れでもするか」
どうでも良いがこれが俺の日課だ
それから少しの間風桜を磨いたり、いじったりして時間を潰した
「今日も星が綺麗だ・・・」
幾千、幾億の時の中も夜空だけは変わらず存在し続ける・・・裕紗の言葉が今の状況にピッタリだ
「おっ、流れ星だ・・・珍しいな」
突如俺の頭上を綺麗な流れ星が通りすぎた
「・・・そろそろ寝よう」
俺は木から下り、石を枕にして寝た
敵が襲ってきても、神経を研ぎ澄まして寝るから大丈夫だ。・・・これは自然と身についたからな
そして、俺は眠りへと落ちていった
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