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ここは、草木揺れる静かな森
だが、この森の静けさを邪魔する存在が居た
「おい、兄ちゃん。怪我したくなければ、金目の物を置いてきな」
この台詞で気づいただろうが・・・俺は今、賊に絡まれている
これで何回目だよ・・・こいつらには、真面目に働くって思いが無いのかよ?
って、考えてる内に勝手に話しが進んでやがる
俺を置いてくなっつーのっ!!
「悪いがさっきも言った通りだ。金目の物は無い。諦めろ」
物分かりが良い奴らだと助かるけど・・・多分駄目だろ
「ヒャヒャ。じゃあ、殺して奪うまでだ。俺らに出会っちまった事を後悔するんだな!!!」
あっ、言い忘れてたが・・・この賊・・・賊Aで良いや
賊Aを含めて12人くらいの奴らに絡まれちまってんだよなぁ~
賊の中では、結構少ない方だけど
「後悔か・・・それは逆だろうな」
俺はそう言い、持っていた相棒・・・風桜(かぜざくら)を抜き、賊Aの下っ端を数人切り裂いた
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