放浪者から仲間へ

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「そうだけど・・・俺には、字や名が無いんだ。あるのは、真名だけ。ちなみに、君の真名は言わなくても大丈夫だよ。限られた人しか知ってはいけない名だからね」 「そうですか・・・私の名は、関羽。字は雲長と言います。そして、そこで寝ていらっしゃるのが桃香様。名は劉備と言います。もう一人いるのですが・・・・」 「俺にぶつかった子か?」 「はい、そうです。もうすぐ、帰ってくると思いますので・・・少し待ってていただけますか?」 「わかった」 ここで、「俺、実はみんなの真名知ってんだぜ」って言ったらどうなるんだろうな ・・・・言わないけどね それからしばらく経ち、鈴々も戻って来て、桃香も起きた 三人に許可なく、心で真名を言ってる事は気にしないでくれ
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