放浪者と天の御遣いと誓い

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「「・・・・・・・・」」 沈黙の空気が漂う 「まぁ、今はその復讐信も消えたから。気にすんな」 それからも、いろいろ言われたけど・・・適当にスルーしたり、あしらったりした 「今日はもう寝ろ。明日には村に着かなきゃなんないからな。見張りは俺がやっとく」 徹夜なんて朝飯前だぜ ・・・・・意味あってる? 「旋理お兄ちゃんは、寝なくても平気なのだ?」 鈴々が質問してきた。どうでも良いけど、真名を教えて貰った後に旋理お兄ちゃんと呼ばれる様になった 「へーきへーき。鈴々と愛紗も寝な」 「はい。お言葉に甘えさせて貰います。桃香様・・・って、寝てますね」 桃香の方を見たら、すでに寝息をたてていた ・・・・どうりで静かなわけだ 「お休みなのだ」 「旋理殿。お休みなさい」 「ああ、お休み」 しばらくして、鈴々と愛紗は寝息をたてた 「さて、ちょっと出かけてくるか」 相棒を置いて、俺はすぐそこに生えていた巨大な木を登り始めた
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