Chapter*1

8/33
前へ
/136ページ
次へ
2年3組の教室に入ると もうすでにたくさんの 他の生徒達がいた。 「席どこかな―」 「舞は一番前じゃね?」 「えっ!?それだけはほんと無理だから!」 慌てて蓮を置いて 黒板の座席表を見に行く。 一番前とか絶対やだ!! 携帯もロクに いじれない席なんて ほんと耐えられない。 「えっと、上岡、上岡…」 あっ、あった! …前から3番目… び…微妙―… えっと、隣は… 『高井蓮』 …は? デジャヴ? .
/136ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加