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蓮の隣にいられることの
嬉しさは私が一番分かってる。
蓮と別れて泣く泣く
離れていく子達を
私が一番側で見てたから…
私も蓮に続いて席に座った。
思ったより蓮との距離が
小さくて嬉しさが込み上げる。
「仁美は隣のクラスだったよ」
「まじか…また3人そろわなかったな」
「そうだね。来年こそは3人一緒がいいなぁ―」
私がそう言うと
蓮は少し真面目な顔になった。
「…舞」
「うん?」
「本当に3人一緒がいい?」
「うん。当たり前じゃん。」
蓮と一緒にいたいのは
大前提だし、
仁美も大事な私の友達。
それに…
仁美も一緒の方が
蓮にもきっと自然に
“友達”として振る舞える。
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