15人が本棚に入れています
本棚に追加
「そっか…」
そう言うと
蓮は少し寂しそうに笑って
下を向いてしまった。
「…?蓮は私たちと一緒が嫌なの?」
「っ違う!!俺は…―「れーんっ!久しぶりぃ―っ!」
蓮の言葉は
いきなり遮られてしまった。
蓮…?
なんでそんなに…
蓮の顔は
何か我慢してるように
辛そうだった。
辛いのは…
私の方じゃないの…?
蓮がクッと何かを堪えて
その声の方向を振り返ると、
ギャル系の子達が
3人立っていた。
あ…中学の頃
よく蓮と絡んでた子達。
ただ、私の目は
真ん中の子だけを
とらえて離さなかった。
.
最初のコメントを投稿しよう!