Chapter*1

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「そっか…」 そう言うと 蓮は少し寂しそうに笑って 下を向いてしまった。 「…?蓮は私たちと一緒が嫌なの?」 「っ違う!!俺は…―「れーんっ!久しぶりぃ―っ!」 蓮の言葉は いきなり遮られてしまった。 蓮…? なんでそんなに… 蓮の顔は 何か我慢してるように 辛そうだった。 辛いのは… 私の方じゃないの…? 蓮がクッと何かを堪えて その声の方向を振り返ると、 ギャル系の子達が 3人立っていた。 あ…中学の頃 よく蓮と絡んでた子達。 ただ、私の目は 真ん中の子だけを とらえて離さなかった。 .
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